一生に与えられた時間には限りがある。
だから、時間は浪費することなく有効に使った方が良い。
このことは、基本的には誰もがわかっていることだと思う。
しかしながら、多くの人が時間を浪費してしまっている。
というのも、時間を浪費している自覚が薄いから。
だから、こんな時間の使い方が平気でできてしまう。
- 必要以上に睡眠を取る
- くだらない飲み会に参加する
- 暇つぶしと称して遊び呆ける など
上記の例は、本当にどれもちょっとした時間なので浪費している感覚を持ちにくい。
ところが、そのちょっとした時間を1年分かき集めてみると結構な時間になる。
それも人生が変わっちゃいそうなレベルで。
そんなわけで、時間の使い方には注意した方が良い。
とりわけ、時間を浪費することはやめるべきだ。
そして例えば、
- 「今の人生に不満がある」
- 「もっと人生を良くしていきたい」
こういった思いが強くある人なんかは、その時間を上手に活用することを考えていくべきだ。
時間の浪費をやめるメリット
人生を良くしたいと思うなら、細々した時間の浪費をやめるべきだろう。
なぜなら、その時間を活用すれば人生を大きく変えることも可能になるからだ。
例を挙げて説明してみる
例えば、8時間睡眠を7時間睡眠にすると1時間の時間を作ることができる。
これを1年続けると365時間になる。
例えば、くだらない飲み会に月5時間費やす人なら断れば月5時間を作ることができる。
これを1年続けると60時間になる。
例えば、無駄なスマホいじりをやめれば、1日20分くらい時間を作れるかもしれない。
これを1年続けると120時間くらいになる。
合算すると年間で545時間。
上記のように細々した時間の無駄を止めて、その時間をかき集めてみるだけで、こんなにも多大な時間を作れることになる。
逆にいえば、時間の浪費に対する意識をしっかり持っていないと、簡単にこれだけの時間を無駄に浪費してしまうことになるわけだ。
ちなみに、545時間あれば何ができるだろう?
- 働かずに稼ぐための仕組みを作っていける
- 収入を増やすための勉強ができる(語学、技術、資格など)
- 180冊以上の本を読める
- 時給1,000円で働けば545,000円を稼げる
本来、浪費するはずだった少しの時間を活かすだけで、1年でこんな差が生まれ得る。
そして、その差が人生を大きく変えるきっかけにもなり得る。
- 語学が身につくと、できる仕事の幅が広がる。海外で暮らす選択肢も生まれるかもしれない。
- プログラミングスキルが身につくと、個人アプリで副収入を得られて少し豊かになるかもしれない。
- ブログを書き続けると、広告収入を得られて少し豊かになるかもしれない。
細々した時間の浪費をやめると結構な時間ができ、その時間を有効に使っていくことができれば、人生を大きく変えていくことも可能になるのである。
繰り返しになるが、限りある人生の時間を有効に使うべきことは誰もが知っている。
しかし、それを実践できている人は多くない。なぜなら、多くの人は無自覚に時間を浪費していて、時間を有効に使うことを特に意識していないからだ。
時間を有効に使うためには、そのための意識を常に持つ続けなければならない。
時間は有効に使うべき
上で、545時間作れたら『時給1,000円で働けば545,000円を稼げる』と書いた。
個人的には、このような時間の使い方はオススメしない。
正直、典型的なダメな時間の使い方だと思っている。
なぜかというと、545,000円以上の価値を生み出さないから。
せっかくの545時間を時給1,000円と交換して終わりというのは実にもったいない。
例えば、こんな使い方もできるはずだ。
- 時給3,000で働ける技能を身につける
- 定期的にお金が入ってくる仕組みを作る(=545,000円以上に稼ぐ)
同じ545時間を使うにしても、その時間の使い方次第で得られるものが変わってくる。
上記の例だと、より多くのお金を生み出せるようになる。場合によっては労働も必要なくなるかもしれない。つまり、単に545,000円を得るよりもお得になる場合がある。
時間を安売りするのは簡単だ。
だが、同じ時間を有効に使えば、より多くのリターンを得ることができる。
どうせ時間を使うなら、お得な方が良くないだろうか?
まとめ
時間を大切にすべきことは誰もが知っているが、そのことを常に意識して時間を有効利用しようとする人は多くない。なぜなら無自覚で浪費しているから。
人生それで良い人はそのままで良いだろうが、今よりも人生を良いものにしたいと思う人は、時間の浪費を止めて有効利用することで大きなリターンを得る意識を持つことが大切だ。
当たり前のことなのだが、それは自然にできるようになるものではないので、そうするメリットなどを良く理解して意識づくりをしていくと良いだろう。
ちなみに、私自身もいくらか時間の無駄を切り捨てていたりする。
- 一切の友達付き合い
- 一切の飲み会(仕事、個人的問わず)
- 仕事上のあれこれ(雑務作業など)
- 睡眠時間
- 電話応対(どうでも良い人からの電話には出ない、折り返しもしない)
などなど。
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