・個人アプリを作って稼ぐのって簡単じゃなさそう・・・
・どんな工夫をすると月10万円に近づけるだろう
今回は、こういった疑問に答えていく。
私自身、個人アプリで広告収入を得ており、2016年の公開から収益が順調に伸びてきて、ここ1年くらいで月平均で10万円を超えるようになった。
アプリで月10万円の収入というのは大したことない額だが、この金額にさえ到達できずもがき苦しむ開発者も多いので、そんなに悪くはない数字かなと思っている。
そんなわけで今回は、私が個人アプリで月10万円の収益を稼げるようになるまでに工夫してきたことを共有してみようと思う。
いくらか真似していけば、月10万円には及ばずとも数万円くらいは収益をアップできるかもしれないので参考にしてもらえれば幸いだ。
Contents
私の個人アプリに関する実績
- 8本のアプリを公開中 (2019年6月現在)
- トータルで月10万円ほどの収益
- この収益の8~9割は1本のアプリが稼いでいる
- 月8〜9万円稼ぐ上記アプリは2016年に公開以降収益を伸ばし続けている
別記事にも書いている。

工夫してきたこと
いくつかアプリを制作・公開しているけれど、今回は主に収益をあげている1つのアプリに対して『工夫してきた』ことを解説していこうと思う。
1. 類似アプリとの差別化
私が主に収益をあげているアプリは、もともと似たようなアプリが市場に多々あったのだが、そこに独自の機能を盛り込むことで人気を得ることができた。
アプリの公開は2016年からなので既に数年経つけれど、今のところはまだ一部の機能しかパクられていないので類似アプリの中では検索順位、レビュー数、レビュー評価などでトップに維持している。
アプリのデザインにも多少は力を入れていて、評価の高いアプリを真似したり、シンプルで使い勝手の良さを意識したりしている。決して美しくはないけど(笑)
2. 要望の取り込み
私は毎朝、自作アプリと競合アプリに対するユーザーレビューを確認していて、
- 面白そうな要望
- 使い勝手に関する要望
- バグ修正の要望
これらの要望に関しては、すぐに手を入れるよう心がけている。もちろんできる範囲でだけど。ここ2年くらいは感想だけのレビューが多いので、あまり特に手を入れていないのが現状。
なお、『頭の悪そうな星1レビューをつける人』の要望は基本的に無視している(笑)
「機能はめっちゃは良い!○○がついたら最高・・・。つくまで星1」
基本こういうのは対応しない。しかし、意外にもこういうレビューをする人は多かったりする。たまに「マジで○ね!」みたいな微笑ましいものもあって笑える。小学生か。
3. 評価上げ
基本的に、良い評価ばかりが集まるように仕組みを考えている。
具体的な方法としては、『5日以上使っている人=アプリを気にいった人』と仮定して、インストールから5日後に感想を尋ねるアラートを表示。
「アプリは気に入って頂けていますか?」
この問いに対して
「YES」と答えた場合は、レビューを依頼する。
「NO」と答えた場合は、ご要望お待ちしてます的な表示をする。
こんな感じで、良い感情を持っていそうな人だけにレビューをお願いすることで、高評価を多く集めるようにしている。
また、『レビューをする』という行動を選択した場合に特典が得られるようにしており、レビューを貰える可能性を高めている。(つまり実際にレビューをせずとも特典は得られる)
なお、こういった方法は以前どこかのサイトで成功事例として紹介されていたもので、それを単純に真似したものにすぎない。なお、効果は抜群であった。
参考にしたのは確かこれ ↓

4. 広告の選定
私は、『Google AdMob』の広告を利用している。なぜなら、これが最も収益性が高かったからである。
当初はi-mobileとNendの広告を利用していたが、これらは広告単価が低すぎて話にならなかったので1年くらいで利用を止めた。
おそらく、広告主の利益に貢献できていなかったことが低単価の原因だと思うが、出会い系の広告ばかり表示されていて相性が悪かったのだから仕方がない。私のアプリの利用者は子供が多いから(笑)
AdMob広告のクリック単価は10〜50円くらいで、AdMobに変えたことによって収益が5倍以上に増えた。本当に変えてよかった。
この経験から、個人的にはi-mobile・Nendの利用はあまりオススメしない。
まとめ
私がやってきたことは
- アプリに独自性を持たせること(需要のある機能)
- アプリをより良いものにすること
- 高評価を得ることで、より多くのユーザーを呼び込むこと
- 収入源を最適化すること
これだけだ。割と当たり前のことだったりする。
上手くいったのは運の要素も多分にあったかもしれないが、上記をやっていくことで収益が上がっていったことも確かなので、意識できていないとか実際にやれていないとかなら、試しに真似してみても良いんじゃないかなと思う。
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