・プログラマーになってバンバンお金を稼ぎたい。
・どうやったら稼げるプログラマーになれるか知りたい。
こういった人向けに『稼げるプログラマーになるための現実的な手順』を解説してみようと思う。
元ニートで、今はアプリ開発プログラマをやっています。
プログラマ視点で情報を共有しています。
こういう人が書いているので、まあまあリアルな情報を提供できるのではないかと思っている。
実際、これを読んで順番に実行していけば年800万円くらいは普通に稼げるようになる。ぜひ参考にして頂けたら幸いだ。
習得するプログラミング言語を選択する
プログラマーになるにあたり、先ず初めに決めるべきことがある。
それは、どのプログラミング言語を扱うプログラマーになるかだ。プログラミング言語と一言にいっても、その言語によってできることは異なる。例えば・・・
- Androidアプリ開発プログラマー → Kotlin/Java
- iOSアプリ開発プログラマー → Swift/Objective-C
このように、何を開発するかによって扱う言語が全く変わってくる。また、プログラミング言語にも稼ぎやすいものとそうでないものがある。
稼げるプログラマーになりたいのであれば、稼ぎやすいプログラミング言語の中から習得する言語を選ぶ必要があるわけだ。
ちなみに、近年のプログラミング言語別の年収ランキングが以下で紹介されているので、言語選びの参考にすると良いだろう。
株式会社ビズリーチ『プログラミング言語別年収ランキング2018』
プログラミングの基本を学ぶ (1~3ヶ月)
習得すべき言語が決まったら、次はゴリゴリ学ぶ作業だ。
まず、大切な前提について書いておく。
プログラミングを学ぶ最良の方法は、仕事の中で必要に迫られながら使っていくことだ。業務レベルのプログラミングは難易度が高く無駄も許されない。だからこそ学びが濃くなる。
したがって、プログラミングを学ぶには早くにプログラマーとして仕事を始めた方が良くて、必要最低限の基礎なんかは短期集中でサクッと学ぶのが望ましい。
そういう点では、調べごとなどで多くの時間を浪費してしまう独学よりも、効率よく体系的に学べて質問なんかもバンバンできるプログラミングスクールを利用するのがベストだ。
もちろん独学でも学習は可能で、僕個人もその方が良いと考えているが、上手く理解できなかったり、上手に仕組みを使う方法がわからなかったりと時間を無駄にしがちで効率が悪いというデメリットがあるのも事実・・・。
お金に余裕がある人、余裕がなくても先行投資だと思える人、無駄が大嫌いな人なんかは、あえて独学を利用せずスクールの利用を検討してみても良いだろう。
なお、たかがプログラマーになるために大学や専門学校に行く人がたまにいるけど、時間の無駄なので止めたほう良い。そんな暇があったらサクッと短期的に勉強して仕事を始めたほうが有意義だ。
独学の方法
誰もがプログラミングスクールを利用する余裕があるわけではないので、独学での方法を軽く説明しておこう。
まず、プログラムを書くには開発環境の用意が必要になる。その開発環境を構築するための情報は基本的にネット上で見つかるはずなので、その情報にしたがって環境を準備しよう。
開発環境が整ったら、ネットや書籍を見ながらプログラムの意味を理解しながら写経していって、少しずつ何も見なくても書けるようになろう。
わからないことはネットで調べればOK。そういう解決する過程も実は大事。
学習期間としては、早い人で1ヶ月、遅い人でも3ヶ月やればとりあえずシステム開発作業を進めていけるレベルになると思う。
ちなみにiOSアプリ開発のプログラマーを目指す人の場合は、以下の記事が少し役立つかもしれないので参考にしてみてほしい。
モノを作ってみる
プログラミングの基礎をサクッと学んだら、次は何かしらモノを作ってみると良い。その目的は2つ。
- 開発能力を少しでも拡張する
- 自分のスキルを客観的に示せる成果物を作る
詳しく説明していこう。
1. 開発能力を少しでも拡張する
正直、プログラミングの基礎を学んだところで、それをそのまま実務レベルで活用していくのは思いのほか難しい。何事も『基礎』と『応用』では難易度が異なるものだ。
というわけで、学んだ基礎を応用していく訓練をするという意味で、何か1つ本格的なモノを作ってみると良い。これはとても良い経験になる。
学んだことを組み合わせてモノを作る過程では、自分の現時点でのスキルを把握でき、得意なところを伸ばしたり、苦手を克服することが可能である。
そうして少しでもレベルアップしておくことは、他の未経験者との差別化という意味で多少は役にたつだろう。
2. 自分のスキルを客観的に示せる成果物を作る
これからプログラマーとして働くには、働き口を探すべきタイミングが来る。つまりは、面接(面談)を受ける機会というのが必ずあるということ。
その際、自分のスキルを客観的に示すことができるモノがあるというのは、選考において有利に働く場合がある。もちろん出来によるけど。
例えば、以下の2者の発言のどちらが採用されやすいか、少し想像してみれば簡単にわかる。
私は3ヶ月間、プログラミングの基礎を勉強しました!
その学びを活かして活躍したいです!
プログラミングを学び、こんなものを作りました!(成果物チラー)
こういった機能の実装が得意です!もっと作って経験を積んでいきます!
- どちらの方がプログラマーとしての情熱があるか?
- どちらの方がプログラマーとして雇いたいか?
こういう視点で見れば、こんなの間違いなく後者だよねって話だ。
つまり、あまりやる気がない人でも、成果物があれば出来次第ではすんげー良い印象を与えられるわけだ。それがたとえニートだった人でも。(※僕個人の体験談でもある)
これってとてもお得じゃないだろうか?
というわけで、何か1つモノを作るにあたっては
- 自分の開発力を向上させるもの
- 他人に見せて恥ずかしくないもの
このあたりのレベル感を意識した課題として取り組むことが望ましい。
自分で課題を考えるのはなかなか面倒な作業ではあるが、例えば『お金を稼ぐ』という目的を持って楽しく取り組んでみても良いだろう。
僕自身、基礎を学んだ後にモノを作る際、学んでいたのがアプリ開発だっとこともあり広告収入で稼ぐことを意識して取り組んでいた。月1,000円くらいしか稼げなかったけど(笑)
働きながらスキルアップする (1〜2年くらい)
プログラマーとして基礎を習得できたら、次はいよいよプログラマーとして働いていきつつ効率的に学んでスキルアップしていく。
働き方は、会社員でも派遣でもバイトでも他人から見て魅力的な実務経験さえ積めれば何でもOK。言い方を変えると、何のアピールにもならないような役立たずな経歴は積んじゃダメ。
それじゃ全然意味ないからね。
上ですでに書いたけど、勉強がてら作ったモノ(成果物)をアピールすれば、働き口は苦労なく見つけられる可能性が高い。(※モノの出来次第だが)
とにかく、プログラマーとして客観的に評価できる実績を作ることが重要なので、雇用形態には拘る必要はない。スキルアップの期間としては、1〜2年くらいをみておけば良いだろう。
たまに3ヶ月でも十分な超人的な人もいるので、そこは自己判断でやってほしい。なお、この期間はあんまり稼げないので、どんどん頑張って次のステップに進もう。
フリーランスのプログラマーになる
プログラマーとして1年くらいガチで働いてスキルアップできたら、とっとと独立してフリーランスのプログラマーになろう。
会社員や派遣の場合、プログラマーとして働いても多額の報酬を得ることが出来ない。何故なら、所属する会社から中抜きを受けてしまうからである。
その点、フリーランスになればプログラマーとしての報酬を総取りすることができる。会社員と同じ仕事をしているだけなのに、中抜きを受けない分だけ儲かるのである。
僕自身、会社員からフリーランスに転向した1人だ。
会社員として働いていた時は月30万円しか稼げなかったが、フリーランスとして働くと月75万円以上稼げるようになった。所属する会社からの搾取がなくなったからだ。
また、会社員を止めたことにより会社員特有の無駄なアレコレがなくなって時間が浮いたので、個人でアプリを作ることに注力できるようになり、少なからず稼げるようになった。
そんな僕がフリーランスの良い点と感じるところは、学歴は関係ないというところ。中卒だろうが大卒だろうが関係ない。プログラミングがまともに書ける能力があれば稼いでいける世界だ。実にチョロい。
もし仮に、10代の頃の自分にメッセージを送れるなら
大学など行かずにプログラムをサクッと勉強して速攻で独立しろ!
と自分自身に教えるだろう。それくらいオイシイと思っている。
そんなわけで、初心者から稼ぐプログラマーになりたい人には、最終的にフリーランスになるべきだと教えておきたい。
まとめ
未経験から稼げるプログラマーになる方法を解説してきた。
- 稼げそうなアツい言語を選んで
- プログラミングの基礎を1〜3ヶ月でサクッと学習して
- 働きながら1〜2年くらいスキルを積んで
- 最終的に独立してフリーランスになる
これでOK。これが堅実で確実な方法。
また、フリーランスとして働くことに加えて、獲得したスキルを活用して独自にモノ(サービス)をこしらえて、働かずにお金を稼ぐ仕組みを構築していくとなお良い。
僕自身、スマホアプリ開発スキルを流用して個人アプリを制作・公開していて、月10万円以上の収入をコンスタントに得ている。収益報告は以下でしていたりする。興味があればどうぞ。
コメント