サラリーマンのお小遣いの平均額は約4万円なんだとか。
新生銀行 『2018年サラリーマンのお小遣い調査』より
月20万円稼ぐ人なら約20%、月40万円稼ぐ人なら約10%をお小遣いにしている計算になる。
割合としてかなり大きい。
対する、私のお小遣いは月1.5万円。
といっても、我が家にはお小遣い制などなくて、月1.5万円というのは私が決めた自分ルールにすぎない。我が家では自分のお金は自分で管理しているのだ。
なぜ1.5万円かというと単純にそれで足りるからであり、これ以上の出費は無駄遣い以外の何者でもないと考えているからである。
そんなわけで、サラリーマンが収入に対して高い割合のお小遣いを貰っていることに驚いたのだが、同時に『どんな有意義なことに使っているのか』少し興味が湧いたので調べてみた。
お小遣いの使い道(サラリーマンの場合)
新生銀行 『2018年サラリーマンのお小遣い調査』から、男性会社員の情報を参照してみた。確認したのは『名目』と『必要額』の2つ。
ついでに自分自身がどれくらい使っているかを併せて記載してみた。
昼食代 10,383円
私はお弁当としてサンドウィッチを毎日持っていくので0円。
携帯電話代 7,211円
私は格安SIMを使っているので1,700円くらい。
アプリ課金などはしない。アプリを作って人なので他人様にはさせているけど(笑)
嗜好品代 8,983円
私は家で奥さんと話しながら飲むのが好きなので、晩酌代で7,000円。
タバコは30歳でスパッとやめたので0円。
飲み代 13,037円
私は仕事だろうが人付き合いだろうが絶対に飲み会に行かない。人のおごりでも行かない。0円。
趣味の費用 12,246円
私の場合、特に趣味がないので0円。奥さんと話したり、子供と遊んだり、YouTubeをみたりするだけで十分に人生を楽しめるので。あとは酒(笑)
身だしなみの費用 3,678円
私の場合、普通以上に身だしなみに気をつかう必要がないので0円。
雑誌・書籍代 3,414円
私の場合、本を買うと邪魔になるので図書館とか他人から借りる派。0円。
パソコン関連・通信費 4,887円
私1人で使うわけじゃないので、我が家では家計に計上。0円。
遊興費 14,263円
私には1人も友達がいないし、家族との外食や遊びは家計に計上しているので0円。
お小遣いの使い道(私の場合)
私のお小遣いの使い道は以下のとおりだ。
- 晩酌用のお酒 7,000円
- 携帯電話代 1,700円
- 仕事中に飲む水(2L×10本) 800円
- 仕事中に飲むコーヒー(1L×10本) 1000円
合わせて、10,500円くらい。
基本的にあまりお金を使わないので、毎月だいたいこの程度である。
お酒を削るとガツっと節約できるけど、特に贅沢をしている訳でもなく、削らなければならない理由もないので、この無駄遣いだけは自分なりに許容している。寝ていても稼げる金額なので(笑)
サラリーマンのお小遣い事情を見た感想
- もらい過ぎ
- 無駄遣いし過ぎ
- もったいない
というのが率直な感想。
世の奥様方は甘やかし過ぎじゃないだろうか。
サラリーマンは、お金を稼ぐために多くの時間を会社に取られている。そしてお金を稼ぐ必要がある限り、時間を取られ続けなければならない。それは、寿命を切り売りし続けるようなものだ。
それを避けるには労働に頼らない稼ぎ方を得るしかない。その方法の1つが、なるべく多くのお金を貯めて上手に運用することなのだが、無駄遣いしていてはその効率は上がらない。
労働に頼らないで稼げるということは、労働を減らすことができるということ。家族と一緒に過ごせる、やりたいことをやれる、そんな時間を増やせるということだ。
私自身、家族との時間を大切にしたいので、なるべく早く労働から解放されたくて無駄遣いをやめて運用に回せるお金を作っている。本業以外にも稼ごうと力を入れている。
個人的にこういった考えがあるため、お小遣いとはいえ必要以上の出費をすること、出費を許容することにもったいなさを感じていたりする。
まとめ
サラリーマンの平均年収は430万円くらいらしいが、それに対して平均月4万円(年48万円)のお小遣いは多過ぎるように思う。
人生の限りある時間を切り売りして得たお金は、苦労して稼いだお金なのだから無駄に使ってしまうよりも、更なるお金を生み出すために活用したほうがお得ではないだろうか。
お小遣いを使う側も、お小遣いを渡す側も、一度そのことをよく考えてみたほうが良いのではないかと個人的には思う。
特に、病気で働けなくなった時や老後にお金を稼ぐあてがない人ほど、自分と家族の将来のことを真剣に考えて、節約・運用しておくと良いんじゃないかなと考える。
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