我が人生において、再び就職する気はもはやない。
そんな私のような人が移住できそうなアジアの国ってどれくらいあるの?
このことについて少し気になったので、サクッと調べてみた。
なお、以下の移住手段は最初から却下としている。
- 就労ビザでの移住
- 学生ビザでの移住
- ビザラン(入出国を繰り返すの面倒い)
というわけで、サクッと調べた結果を共有してみようと思う。
タイ (Thailand)
滞在資格
国家プログラムである『タイランドエリートカード』を取得(購入)すれば移住可能。
一番お安い『イージーアクセス会員 ※5年間有効』なら50万バーツ(約180万円)で取得可能。
なお、家族で移住するなら人数分だけ取得が必要となる。
我が家の場合、4人家族なので200万バーツ(約720万円)かかる計算になる。
生活費
物価は日本のおよそ1/3と言われていたりするが、もちろんそうでない物やサービスもあるはずなので実際はそこまで低くはないと思われる。
個人的に生活費は、月12万円以内には余裕で収まりそうな印象だった。
下記サイトの情報がとても詳しくて参考になった。
ネパール (Nepal)
滞在資格
投資家用居住ビザ(10万USドル以上の投資)により移住可能。
配偶者と扶養家族も帯同可能。
フィリピン (Phillipines)
滞在資格
下記いずれかのビザ取得により移住可能。
- 特別割当移住(クオータビザ)
- 特別投資家ビザ(SIRV)
- 特定投資居住ビザ
- 特別居住退職者ビザ(SRRV)
特別割当移住ビザ(クオータビザ)
年間50人までしか取得できない模様。
条件としては、フィリピン国内の口座における5万USドルの残高証明が必要。
なお、個人単位での取得のため家族の帯同はできない。
特別投資家ビザ(SIRV)
7.5万USドル以上のフィリピン国内投資が条件。投資が続く限り有効。
配偶者と21歳未満の未婚の子供も同ビザで帯同できるようだ。
特定投資居住ビザ
政府指定の特定事業への投資により取得。環境事業だと5万USドルだとか。詳細不明。
特別居住退職者ビザ(SRRV)
35歳以降から取得可能。
『SRRVスマイル』の場合、2万USドルの預託が条件。(預託金を投資転換できない)
『SRRVクラシック』の場合、5万USドルの預託が条件。(預託金を投資転換できる)
マレーシア (Malaysia)
滞在資格
『MM2Hビザ』の取得により移住可能。配偶者と21歳未満の子(未婚)も帯同可能。
なお、MM2Hビザの申請条件は以下のとおり。
- 約1500万円の資産証明(直近3ヶ月分)
- 約30万円の月収証明(直近3ヶ月分)
- 約900万円のマレーシア国内銀行での定期預金(1年後、目的によっては半分引き出せる)
生活費
物価は日本のおよそ1/2くらい。ものにより1/3とか。
個人的に生活費は月15万円以内には収まるかなという印象。
私個人、2019年5月にマレーシアのペナンを視察してみてわりと気に入ったので、移住に向けてMM2Hビザの申請をしていたりする。
スリランカ
滞在資格
投資家ビザがある。なお、条件は以下のとおり
- 25万USドルの預金or投資 ※家族を同伴する場合、左記に1人あたり3.5万ドル追加
- 月2000USドル以上の収入 ※家族を同伴する場合、左記に1人あたり1000ドル追加
台湾
滞在資格
20万USドル以上の投資で滞在可能になる投資家ビザがある。
ただ、このビザを取得しても2人までしか滞在できない模様。
我が家の場合、4人家族なので40万USドル以上の投資が必要になることになる。
移住できそうにない国
ざっと確認した感じ、ニートっぽい人が取得できるビザがなくて移住が無理そうだった国々を以下に記載していく。
- インド
- インドネシア(リタイアメントビザがあるが55歳以降から)
- カンボジア(リタイアメントビザがあるが55歳以降から)
- シンガポール(投資家ビザがあるけど凡人には取得困難)
- パキスタン
- バングラデシュ
- 東ティモール
- ブータン
- ブルネイ
- ベトナム
- ミャンマー
- モルディブ
- モンゴル
- ラオス
- 香港
- マカオ
まとめ
就労するとか、留学するなどの理由がない人の場合、移住をするにはリタイアメントビザか投資家ビザくらいしか方法がなさそうだが、どの国もハードルが高いのかと思いきやそうでもなく、思っていたよりも移住可能そうな国が全然多かった。もちろん、ある程度のまとまった資産と不労収入は少なからず必要みたいだが。
私個人とては、現時点でマレーシアへの移住を企てているが、それがダメなら他の国も検討する必要があるので、この結果をもとにまた移住先を検討できたらと思う。
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