エンジニアとして客先で働こうとする場合、事前にお客さんとの面談(面接)をパスする必要があるのだが、私はこの面談が超苦手だったりする。だって緊張しちゃうから。
基本的に私はネガティブな方なので、面談を上手くこなせるイメージを持つことができなくて、いつも内心ビクビクしながら面談を受けているのである。
そんな面談苦手な私だが、幸いなことに今まで面談でお断りされたことはほとんどなく、面談に同行したエージェントの方々には「面談がお得意なんですね」と言われることが多い。
実は、私は面談の対策をしっかりやる人だ。そのおかげで面談当日は内心ビクビクしながらも上手くやれていたりする。多分、対策してなかったら確実にお断りされまくりだろう。
そんなわけで今回は、私がどんなふうに対策して面談に臨んでいるのかシェアしてみる。
あまり面談が上手くいかず困っている人の参考になれば幸いだ。
経歴説明の準備
基本的に、面談に応じて貰えるということは、すでに経歴に興味を持たれているということ。
なので、その興味を削がないよう経歴情報を上手に伝える努力が必要だと私は思っている。
そんなわけで、私は以下のようなことをやって準備している。
エア経歴説明をしてみる
まず、とりあえず本番のつもりで経歴説明をしてみる。
その結果、以下のような課題がなんとなく見えてくるはずだ。
- 説明が冗長になる部分
- 言い淀んでしまう部分
- 理解が曖昧なまま話している部分
課題が見えたら、それらを1つずつ丁寧に解決していく。そしてその作業を何回か繰り返す。
なるべく簡潔に伝えられるよう説明内容をブラッシュアップしていくことが大切だ。
伝える内容が簡潔になれば自分自身の説明が楽になるし、相手も理解しやすくなる。
ちなみに、ただスキルシートの文字を読み上げるような説明は絶対にやらないようにしたい。書いてあることを読み上げるなんて無意味すぎるので。
相手は既にスキル情報に目を通していて、知りたいのはその先にある情報なので、そこを伝える努力をすべき。
鋭いツッコミを受けそうな箇所の言い回しを見直す
次に、エア経歴説明をしつつ、その説明への質問内容を予測してみる。
いろんな角度から質問を考えてみると、それに対する回答を準備していけるので面談時の回答も容易にできるようになる。
スムーズに回答できることは、印象が良いはずなので効果的な作業だと思う。
なお、質問を考えていく中で「この質問はされたくないな」というものも出てくることがあるだろう。
そういう質問に関しては、説明時の言い回しを変えることで、そもそも質問されない状況にすることも大切なことかと思う。
鋭いツッコミへの対応はマジで面倒くさい作業の一つ。
これをミスると面談は高確率で失敗に終わるので、なるべくツッコミどころは少なくしておくと楽。
自信たっぷりに話せるまで練習する
自分の経歴を話すとき、オドオド話す人と自信たっぷりに話す人がいたら、おそらく後者の方が印象が良いだろう。
実際、仮に一緒に仕事をするとなったときにオドオド話されてても困るわけだし。
というわけで私は、早口にならないよう話せるペースを掴むこと、「どんな質問でも挟んでこいや」と言わんばかりの余裕を持つこと、ちょっとした冗談も混ぜ込むことなどを意識して練習したりしている。
我ながら真面目すぎて笑える(白目をむきながら)
個人的には、1〜2年以上にわたって同じお客さんと仕事をすることが多いので、ここ最近は面談にいく機会が随分少なくなったけど、面談にいくというときは初心にかえって上記の対策をやるようにしている。
つまらない減点を避ける
いくら仕事ができる人材であっても、「この人とは仕事したくないな」と思われたら面談を通過することはできない。
つまり、面談に行った時間がまるっと無駄になるわけだ。
私はこの『時間が無駄になる』というのがとても嫌なので、つまらない減点をされないよう気をつけている。
というか、絶対面談をパスするつもりで臨む。(なんなら、絶対にパスできない面談はそもそも受けない)
例えば、「不潔で陰気なやつだから嫌」と思われないよう清潔感と元気良さを心がけたり、「否定ばかりする面倒なやつだから嫌」と思われないよう肯定をしっかりしたり、という感じ。
普通にやっていれば減点なんかされないけどね(笑)
まとめ
- 経歴説明をサクッとできるようにしようね
- 嫌がられない努力をしようね
ということで、ざっくりと面談対策を書かせて頂いた。
正直、ガチで面談が苦手で何件も落ち続けてしまうような人に効果があるかどうかは自信がないが、「絶対面談に通る。だっていくつも受けるの面倒くさいから。」という姿勢で実践している私が上手くいっているので、大丈夫なんじゃないかなーと軽く考えている。
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