「幸せに生きたい!」
世の中には、そんな望みを持ちつつも幸せに生きられていない人がたくさんいる。
ちなみに、原因は人により様々あると思うけど、大体の場合は下記に該当するんじゃなかろうか。
- 幸せに生きるためにあまり力を入れていない
- 何かしら頑張ってはいるけど実っていない(努力の方向性が間違っている)
つまり、わりと自業自得なんじゃないかと。
とはいえ、幸せに生きるための考え方や行動に迷いがあったり、頑張ってはいるものの空回りしているというのも若い人ほど現実として問題あると思うので、今回は、そんな人向けに幸せに生きるために最低限これやっておくと良いんじゃね?的なことを脱力気味に解説してみようと思う。
なお、いきなり結論から書いておくと、次に挙げた2つのことをやっておいたら良いと思う。
- とりあえず『自分なりの幸せ』を明確にしてみる
- 幸せに生きることに徹する
要するに、自分なりの幸せの基準をしっかり持って、その軸に沿って妥協なく生きていけばOKという、とてもシンプルな話。
あまりにシンプルすぎて、このことについて解説すべきことなど実はさほどないのだが、暇なので少しだけ掘り下げて説明していこうと思う。
『自分なりの幸せ』を明確にする
幸せに生きたいと願うならば、まずは『自分なりの幸せ』をいくらか明確にしておくと良い。
なぜなら、それが明確でないと幸せに生きることに集中しにくいから。
言い方を変えると、よくわからんものを追い求めるのは難しくて効率が悪いので、可能な限り分かりやすくしておこうねってこと。
実際、こういう状態はマジで好ましくない。
自分が何に幸せを感じるのかよくわからない!
だけど、とにかく幸せになりたい!!
お、おぅ・・・。
もちろん、こういった状態から幸せに生きられるようになることは無理ではないと思うけど、わりと難易度が高くて非効率であることは言うまでもない。
人生長いようで短いので、そんな時間のロスは極力避けていった方が良いんじゃないかな、と個人的には思う。
というわけで『自分なりの幸せ』が曖昧だって人は、まずはそれを明確化することから始めた方が良い。
具体的な作業内容としては、自分がどのような物事に幸せを感じてきて、どのような物事に不幸を感じてきたのかを挙げてみて、その中から自分なりの幸せを見出すというものになる。
もちろん、別に良い方法があるなら、その方法から見つけ出しても良いだろう。
私例を挙げてみる
参考までに、私自身が自らの経験に沿って『自分なりの幸せ』を考えてみた例を簡単に示してみる。
まず、不幸に感じた経験をいくつか挙げつつ、そこから自分なりの幸せを考える。
家が貧乏で苦しかった → 人並みの生活をして暮らせることが幸せ
転校が多く人間関係作りが苦痛だった → 大切な人が数人いるだけで幸せ
ヤンキーだらけの底辺高校時代が面倒だった → 穏やかな普通の人とだけ関われるのが幸せ
無駄の多い会社員時代が苦痛だった → 会社員として働かないで稼げることが幸せ
2年間ニートをやって再就職に苦労した → フリーとして気楽に働けることが幸せ
続けて、幸せに感じた経験をいくつか挙げつつ、そこから自分なりの幸せを考える。
結婚して子供が生まれて毎日が楽しい → いつも笑って生きられることが幸せ
日々、子供の成長を感じられるのが嬉しい → 子供の健やかな成長を見守れることが幸せ
アプリやブログから不労収入が得られる → 寝ていても稼げる余裕があって幸せ
手を抜いて働いても顧客から高評価が得られる → 労働に対してお得な対価が得られて幸せ
わりと好きに長期の休みを取ることができる → まとまった時間を自由に使えることが幸せ
ざっと挙げてみた感じ、『私なりの幸せ』の例はこんな感じになる。
- 人並みの暮らしを営める
- 数人の大切な人がいてくれる
- 頭のおかしい人たちと関わらないで済む
- 気楽に働いて稼いでいける
- いつも笑って楽しく生きていける
- 子供の健やかな成長を見守っていける
- 寝ていても稼げて人生に余裕がある
- 少ない労力でお得な対価が得られる
- まとまった時間を自由奔放に使える
よりコンパクトにすると、こんな感じだろうか
- 楽に生きていける
- 妻子と楽しく生きられる
- わりと自由に時間を使える
実際、これ以外は望まない。
仮に余命1年しかないとかなっても、これが叶っていれば全然OK。
上記はあくまでも私なりの幸せであるため、他人様から見たら「ゴミみたいな幸せだな」と思うかもしれない。もちろん、それはそれで正しい解釈だ。
逆にいえば、私自身も他人様なりの幸せに対して同様の感想を抱くことだってあるだろう。例えば、以下のようなものから幸せを感じる人生は私には全く共感できない。
- やりがいのある仕事
- ステータス
- お高い所有物(ブランド品や家、車など)
- 友達(笑)
など
実際、これらは私の人生を幸せにする効果はない。他人様にとってはとても大切なものになるかもしれないが、いずれも私にとってはゴミみたいなものだ。
という感じで明確化していくイメージなんだけど伝わっただろうか(笑)
幸せに生きることに徹する
『自分なりの幸せ』をいくらか明確にできたならば、あとはその基準に沿ってバカ正直に生きていくことだ。
幸せになるための基準を知っていても行動しなければ意味がない。どんどん行動しよう。
なお、やるべきことは実にシンプル。
- 自分の幸せのためにならない物事を投げ出す
- 自分の幸せのためになることをドンドンやる
これだけ。
自分の幸せのためにならない物事を投げ出す
自分なりの幸せが明確化できたなら、その幸せのためにならない物事は切り捨てていった方が良い。
というのも、明らかに時間とエネルギーの無駄遣いだから。
とりわけ、以下のような物事は即捨てでOK。
- 自分を不幸にするだけの物事
- 幸せに全く結びつかない物事
ちなみに、私自身もいくらか捨ててきた。
- 自分を不幸にするだけの物事 → 会社員ライフ、親族との関わり など
- 幸せに全く結びつかない物事 → 友達(笑)、飲み会、人の期待に応えること、見栄を張ること など
なお、捨てるコツは淡々とやること。
常識とか、道徳とか、良心とか、他人の目とか、価値観とか、そういうのは全部無視でOK。
要らないものは淡々と捨てる。そのことに無心で集中する感じ。
例えば、
死にたくなるくらい学校や会社に行くのが苦しいなら、サクッと辞めて新しい環境を求めれば良い。
親族であろうが頭のおかしい人と関わるのが苦痛なら、そんな関係は切り捨てれば良い。
この国で生きていくことが辛いなら、この国で生きることを諦めて他の国で生きていけば良い。
人生たった1回きりなので、なるべくシンプルかつ素直に生きることを心がけて、要らないものは可能なものから順次捨てていけば良いのである。
自分の幸せのためになることをドンドンやる
自分なりの幸せを明確にして、その幸せのためにならないことを淡々と排除したら、あとは幸せを実現するために必要なことをドンドン押し進めていけば良い。
基本的に、人生は行動しなければ何も変えることができないので、その行動は捨てる作業以上に大切な作業だ。
また、1度幸せに生きることを実現できても、それを維持し続けることも大切だったりする。
私自身も『自分なりの幸せ』の実現に向けて、まだまだ行動中だったりする。
- 楽に生きる
- 妻子と楽しく生きる
- わりと自由に時間を使えるようになる
私の場合だと、これらを実現していく感じなので、やるべきこともわりと明らかだ。
- 労働せずに得られる収入を増やす(時間と体力を使わずに稼いで楽に生きる)
- 生きるうえでのコストを下げる(稼ぐべき金額を少なくする)
なんにせよ大切なのは、幸せの基準に合わせて行動することだ。
それだけで、幸せに生きることに繋がっていく。
まとめ
- 基本的に、幸せに生きられないのは自業自得。
- 幸せに生きたいなら『自分なりの幸せ』を明確化して、それに合わせた行動を徹底すべき。
- 『自分なりの幸せ』は人生経験をベースに考えていけばOK
- 自分を不幸にする物事、幸せに繋がらない物事はゴリゴリ切り捨てるべし
- 幸せに生きるために必要なことがわかったら、その方法を探して淡々と実行あるのみ
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